【突然確変機能搭載機種】

「通常時に特定の出目が停止すると、確変に突入する」という突然確変機能を搭載した機種が人気を博しているようである。
こうした機種を好む打ち手にしてみれば、通常時からいきなり確変になるのは嬉しく、得したような気分になるのであろう。

しかし、実際はお得どころか、寧ろ損だと言っても過言ではない。

「確変大当たりが確定し、全ラウンドを消化した後に突入する」というのが確変突入までの本来の経緯であり、この経緯を飛ばしたもの、言い換えるなら、「出玉数0個の確変大当たりを消化した後に突入する」というのが突然確変機能なのである。

ちなみに、大当たり確率と出玉の算出方法は下記の通りで、新基準機のスペックはこの公式に則っている。
M×N×S×R≦12
M:大当たり確率
N:最大ラウンド数
S:最大賞球数
R:1ラウンド当たりの入賞個数

このように、突然確変機能搭載機種は大当たり1回分の出玉を損するだけに、ボーダーラインは辛い。
ホールがこのことを把握したうえで釘を甘めに調整していればいいが、そうでなければ、突然確変機能搭載機種は除外して、その他の機種でよく回る台を探した方が、勝てる確率は高いのである。

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