【旧台のシマに潜んでいる甘釘台】
新台は、釘が甘く、よく回る。
このことは常識としてパチンコ・ファンに浸透している。
しかし、最近の新台を見てみると、新装時とは思えない釘調整の台を目の当たりすることが多くなり、新台=甘釘台という法則が徐々に崩れつつある。
この「新台に甘釘台が少ない」という現象は常連客を大事にするホールでよく見られることで、ホール内を巡回してみると、意外にも旧台、しかも、客付きがさほど良くない機種に甘釘台が転がっていることが多い。
ということは、「新台に甘釘台が少ない」という現象は開店プロをはじめ、新装開店時のみ来店する客に対する拒否反応の現れで、そのホールで打つことを楽しみに足繁く通ってくれる常連客には還元する意思があるということである。
もしあなたが新台を好んで打つ客だとして、新台に甘釘台がろくになかったとしても、そのホールを見限るのはまだ早い。
旧台のシマにはそのホールを愛してやまない人に用意された甘釘台が潜んでいるかもしれないのである。
極論を言えば、もはや新台入れ替えは単に新機種のお披露目でしかないのだから、新装開店を過信せず、常に甘釘台を見つける努力をし続ける姿勢が大切である。
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