【入替頻度の高いメーカーの機種】

甘釘台が多く、大量出玉が期待できる数日間の新装営業を経た後に回収の対象となる。
これが新台に対する常識的な認識であった。
しかし、新台入替の回数が以前よりも多くなった現在のホール事情ではかつての常識は通用しなくなっている。
つまり、入替後即回収ということがありえるのだ。
では、どういう新台が入替後即回収となるのか?
それは、入替時にどこのメーカーの機種が撤去され、どこのメーカーの新台が設置されたのかを常に記録している人は気づいていると思うが、入替頻度の高いメーカーの機種である。

ホールにしてみれば、1台が最低でも20万円前後する新台を入れ替えるのはとても大きな買い物であり、ホールを経営していくにはその代金を客から回収しなければならないという使命がある。

近年そのホールの看板台を作った実績のあるメーカーの新台、後に語り継がれるような名機を作ろうという姿勢の見えるメーカーの新台、そして、前評判が良く、将来の看板台になるであろうという期待の持てる新台であれば、ホールも焦って回収台にしようとはしない。

しかし、質より量と言わんばかりに次から次へと新台を発表するメーカーの新台は、実際に入替後まもなく客が飛び、ホールがろくに回収できないまま撤去されることが珍しくない。
そのため、ホール側に「どうせここのメーカーの新台はすぐに客が飛ぶんだから、早いうちに回収しておかないと」という意識が働き、入替後即回収となるのである。

新台だからといって、ホール側がその導入に積極的だったとは限らない。
中には、ホール側がメーカーとのこれまでの、そして、これからの付き合いもあることから、取引を無下に断るわけにもいかず、しょうがなく入れているだけで、ハナから信頼も期待もされていない新台もあるのだ。

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