【羽根デジ】

羽根デジというのは羽根モノ感覚で打てることからそう呼ばれているデジパチのことである。
同機種は、大当たり1回の出玉が羽根モノの平均出玉に近い500個強と少ないものの、大当たり確率が約1/100と極めて高い。
しかも、確変突入率も高いことから「塵も積もれば山となる」にちなんで、チリツモタイプとも呼ばれている。

上記の通り、同機種は通常のデジパチと比べると、出玉がかなり少なく、4連チャンはしないと1箱には満たない。
そのため、新基準機の爆裂タイプの虜になってしまった人たちにはほとんど見向きもされず、同機種を打ってみたことのある人たちの中でも、「大当たり回数と出玉が釣り合わない」という不満を抱いた人が少なくないようである。

しかし、同機種には
●大当たり確率が高いので、勝負が運に左右される可能性が低い。
●少資金で初当たりが引ける。
●早いうちに持ち玉勝負に持ち込める。
●ハマリが少ない。
といったメリットがある。

5千円の投資で1万5千円分出すのも、5万円の投資で6万円分出すのも、利益は同じ1万円。
ならば、少資金でパチンコの醍醐味である「大当たりを引く」快感を何度も得られる同機種にも一度目を向けてみてはどうだろうか。

とはいえ、釘がシブければ、いくらメリットのある同機種でも勝ちは望めない。
同機種を設置しているホールを見てみると、「客に遊んでもらおう」というサービス精神からシマ全体を甘めに調整しているホールとそれとは真逆のホールの両極に分かれているようである。
シマ全体の調整の傾向だけに、突出した甘釘台は見つけにくいかもしれないが、客付きの悪い後者に該当するホールでは打たず、前者に該当するホールで少しでも多く回る台を見つけてほしい。

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