【絵柄揃いではない大当たり告知演出の機種】
大当たりになると、メインデジタルの絵柄が揃う。
これがほとんどのデジパチで採用されている大当たり告知演出なのだが、格闘技をテーマにした機種の中には「メインキャラクターが対戦で他のキャラクターに勝利すれば大当たり」という、絵柄揃いではない大当たり告知演出を採用しているものがある。
同機種の場合、最初のうちは客付きがいいのだが、見慣れている通常の絵柄揃いではない大当たり告知演出への違和感が不快なのか、打ち込むことなく離れていく客が多い。
また、違和感とは別に、液晶画面で繰り広げられる対戦を注視して打っていると、演出に惑わされて、よく回っているのか、回っていないのか、判別し難くなるという問題もある。
このように同機種には打ち手にストレスを感じさせるという欠点があるのだが、この欠点は打ち手次第で利点になりうるのだ。
同機種を打つのを途中でヤメた人の台を見てみると、決して回らないわけではない。
実は、よく回る甘釘台なのにもかかわらず、ストレスによって、回る・回らないの判別が不能になり、途中でヤメているというケースが多いのである。
つまり、打つことにストレスを感じる人がいるということが同機種の欠点であるのと同時に、甘釘台を打つ為には他の客との争奪戦に勝たなければならない人気機種と違って、余裕で甘釘台を拾えるという利点でもあるのだ。
多くのプロは予告やリーチといった演出には目もくれず、ストロークに注意して、ひたすら玉の動きを目で追っている。
皆さんにも演出に惑わされることなく、常によく回るか否かを冷静に判断できる目を是非持ってもらいたい。
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