【週末でも出すホールのカラクリ】

週末になると、客が少なくなる官庁街やビジネス街のホールを除いて、一般的に週末は回収期となる。
しかし、中には週末でも出すホールがある。

「週末に回収しない」という営業方針で本当に出しているホールもあるかもしれないが、実は、週末でも出すホールのほとんどが、出しているように見せるのが上手いホールなのである。

では、それらのホールはどうやって出しているように見せているのか?

平日の通常営業の場合、ホールは看板台20%・遊び台30%・回収台50%に設定すると言われている。 (各台の説明は別項で述べているので省略する)
週末でも出すホールはこの構成比を変えて、看板台30%・遊び台10%・回収台60%に設定する。
つまり、甘釘台や高設定台を増やすのと同時に、ガチガチにシメたシブ釘台や設定1の台も増やすのである。

たくさんの客の熱気で溢れている週末のホール内の約3割の台がドル箱を山積みしている光景を目の当たりにすると、浮き足立った客は我も我もと台を探し回る。
しかし、空き台が少ないうえ、気持ちに余裕がないことから、台選びが疎かになってしまい、結局は回収台を打つ羽目になる。

週末にパチンコを打つことが多い人は、こうしたカラクリがあるということを肝に銘じて臨んでもらいたい。

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