【日中の女性客の比率に見るホールの傾向】
女性客が最も集まる時間帯は朝の家事を終え、夕飯の支度を始めるまでの日中であろう。
ホールの立地条件によっては夕方以降も仕事終わりのOLなどで賑っているホールもあるだろうが、一般的には日中の方が暇をもてあましている主婦などで賑っている。
そこで、今回は日中の女性客の比率に見るホールの傾向について述べてみたい。
●女性客の比率が15%未満のホール
女性客の気質については既に述べているので省略するが、女性客が集まらない、女性客に見限られる商売に明るい未来はない。
これはホールに於いても同じことである。
●女性客の比率が15〜50%未満のホール
曜日によって、多少の変動はあっても、常に全国平均である15%前後を超える比率を保っていれば、申し分のないホールと言える。
特に地方の場合は間違いなく優良ホールであると言っても過言ではない。
実際にこのようなホールを見てみると、女性客が求める「トイレや排煙等の設備・店員の接客態度・一般景品の充実」に応えているホールが多い。
出玉率に関しても、これだけ集客力があれば、そのホールでは「多くの客が集まる→売り上げが伸びる→出玉率を高くできる→多くの客が集まる→売り上げが伸びる→出玉率を高くできる→・・・」というサイクルの連動性が継続されるであろう。
●女性客の比率が50%を超えるホール
全国平均である15%前後を遥かに超える高い比率で、申し分のないホールのように思える。
しかし、毎日これだけの高い比率を保っているホールはそうそうなく、大体は、女性を優遇するイベントが催されていたり、テレビ番組や女性週刊誌などでパチンコが特集された翌日以降に見られる一過性の比率であることが多い。
それでも、これだけ多くの女性客が集まるということは、そのホールには集客力があり、出玉率も高く、日頃の評判もいいのであろうと推測できる。
ただし、このようなホールの場合、「今日来る女性客はどうせ一見さんなんだろうから、釘を締め、設定を低くして、回収しよう」という戦略を採るケースと「釘を開け、設定を高くして、これを機会に今日来る女性客には常連さんになってもらおう」という戦略を採るケースに分かれるので、ホールを偵察する際はどちらの戦略を採っているのかをよく見極めなければならない。
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