【頻繁に新装開店するホール】
頻繁に新装開店するホールは、資金が潤沢で、経営が安定している優良ホールのように思われがちであるが、必ずしもそうとは限らない。
たしかに「新台をどんどん導入するホールは優良ホールである」という見方をされていた時期があるが、それは、パチンコ・ファンの人口が今よりも遥かに多く、業界全体が潤っていた90年代の話である。
かつて3000万人と言われていたパチンコ・ファンの人口は今やその半分となり、その反面、新台一台当たりの価格が以前よりも高くなった現在、ホールにとって新装開店はとにかく金が掛かる代物で、昔ほど出せなくなったというのが現状なのだ。
そのため、多くのホールではかなり吟味したうえで慎重に入れ替えを行うようになってきている。
そんな中、稼働率が少しでも落ちると、すぐに新台に入れ替えるというのは、裏を返せば、そのホールには固定客が少ないということの証明にもなりうる。
仮にそのホールで新台がよく出るとしても、その恩恵を受けられるのは新台導入後の数日間その台を打てる少数の人達でしかなく、他の大多数の客は割りを食うことになるのだ。
ホールが新台を買う為の金は客から徴収するわけで、新装開店が多くなれば、その度に回収しなくてはならない。
この紛れもない事実を肝に銘じて、1ヶ月で3回以上新装開店をしているホールにはくれぐれも注意し、新し物好きの客を取り込む為に他店と先を争うように新台を導入するホールが多いパチンコ店激戦区以外では、頻繁に新装開店するホールは避けた方がいい。
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