【シーソー搭載機種での止め打ち】
「チャッカーに入賞→役モノの羽根or電チューが開放→役モノ内のシーソーに乗り、シーソーに付いている溝を経由してVゾーンに入賞」という過程を経て、大当たりを獲得する羽根モノの場合、シーソーの動きを注視し、打ち出すタイミングを計ることによって、効率良く大当たりを狙えることがある。
右に傾いたり、左に傾いたりといった動作を一定時間毎に繰り返しているシーソーに玉を乗せた場合、玉の動きが最も安定するのは、シーソーが水平になった時である。
シーソーが水平になる機会は、右上がりから左上がりへと移行する間or左上がりから右上がりへと移行する間での2通りあるわけだが、意図的に右打ちをしない限り、玉は左側から役モノ内に入賞し、シーソーにも左側から乗る構造になっている。
そのため、シーソーが左上がりから右上がりへと移行する間は、玉が役モノ内に入賞しても、玉の入賞角度や勢いの問題上、シーソーに付いているVゾーンへ誘導する溝にはほとんど言っていいほど乗らないのである。
この事実に着目し、シーソーが左上がりから右上がりへと移行する間に入賞させるのは無駄打ちにしかならないものとみなして切り捨て、狙うべきタイミングを「シーソーが右上がりから左上がりへと移行する間」のみに絞った止め打ちが下記の手順例である。
1.「シーソーが右上がりの頂点に達して一旦停止した時点から左上がりへと移行しだした瞬間に2個打ち出し、すぐに止める」という手順を繰り返す。
2.1チャッカーに入賞した場合は一拍間を置いてから2個打ちし、2チャッカーに入賞した場合は一拍間を置いてから連発する。
こうした節約打法には2個打ち等の技術のみならず、止め打ちの繰り返しと時間的な効率の悪さに耐えうる精神力も必要で、それが大きなデメリットに感じる人も少なくないだろう。
しかし、確実に少資金で大当たりを狙える打法であることに間違いはない。
止め打ちの攻略理論は、役モノの動きが大当たりを大きく左右する機種全てに通用するので、今回のシーソーの例に限らず、役モノの上下左右の動きをよく観察して、「役モノがどの位置に来た時に打ち出した玉が最も多くVゾーンに入賞するか」を常に意識して打てば、こうした打法をいち早く発見できるということを心に留めておいてほしい。
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