【釘読みの優先順位】

Q.ヘソも寄りもワープも、どれもイマイチのシマで台を選ばなければならないとしたら、どういう台選びをしますか?(読者からのご質問)

A.本来なら、そんな台ばかりであれば、シマを替え、他のシマにもろくな台がなかったら、ホールを替えるべきなのですが、ご質問の意図は釘読みの優先順位を知りたいということではないかと思いますので、それに沿って回答します。

どれもイマイチのシマで台を選ぶとしたら、ワープ入口が一番ましな台を選びます。
理由は下記の通りです。

●最近の機種は、ワープ経由でのスタートチャッカー入賞の依存度が高いから。
●最近の機種は、余程の駄作でない限り、ステージ性能はさほど悪くなく、ワープ入口にさえ入れば、そこそこの回転率は望めるから。
●ワープ入口の良し悪しを見抜ける客の人口がまだまだ少ないことに目を付けたホール側の本音の調整がワープ入口には現れているから。
●回転ムラが小さいから。

一昔前に比べると、ヘソの良し悪しをチェックする人は随分増えました。
しかし、ヘソだけで判断する人がまだまだ多いというのも実情です。

ホール側はこのことを把握していて、「ヘソさえ開けとけば、客は付く」と言わんばかりにヘソを開け、その分、風車・寄り釘・道釘・誘導釘・ジャンプ釘・ワープ入口等をキツくして、玉がなかなかスタートチャッカー方向に流れていかないように調整しています。
中には、それに加えて、アタッカー周辺もシメて、出玉までも削っているホールもあります。

ヘソの良し悪しのチェックは必須項目ですが、甘いヘソで誘っておいて、他の釘で搾り取るような調整が珍しくなくなった今となっては、ヘソは最重要ポイントではありません。

釘読みの順番に法則はありませんが、大切なのは、まず玉がスタートチャッカー方向に流れるか否かですから、その鍵を握るワープ入口と風車を含む寄せを先に、しかも、念入りにチェックするべきで、ヘソは一番最後でいいでしょう。

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