【大当たりの判定】

パチンコは、電源投入後から内部にある大当たり判定用のカウンター(ルーレットを想像してください)が常時動いていて、打ち出された玉がセンサーを通過した瞬間の値が大当たり判定用の数値として取り出されます。

そして、その取り出された数値がプログラム上で大当たりの判定を受け、その結果に応じて、大当たりなら絵柄を3つ揃え、ハズレならハズレリーチを出すかどうかが判定された後、適当な絵柄が選ばれるという仕組みになっています。

つまり、リーチの発生はテレビ番組でよく用いられている「結果はCMの後!」という演出と同じようなもので、大当たりの抽選結果は、玉がセンサーを通過した瞬間にもう決まっているのです。

余談ですが、デジパチ創生期のフィーバー機と呼ばれていたドラム式パチンコは、ドラムが停止した時の絵柄が3つ揃っているかどうかで大当たりかハズレかの判定をしていたので、停止時にドラムがズレて、ハズレが大当たりになったり、その逆になったりということがありました。

今でもリーチ・アクション終了時に台をどつく人がいますが、その人は当時からのパチンコ・ファンなのかもしれません。

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