【ゴト】

不正行為によって玉やコインを出すこと。

【ゴトの手口】

「セル板やピアノ線等でアタッカーやチャッカー等を強引に開けたり、玉を垂れ流しする」、「磁石や合鍵等で玉を直接操作する」、他にも、違法基板の取り付け、偽造プリペイドカード・電波発信機・体感器の使用など、その手口は多種多様である。
ゴトの手口は時代と共に変遷し、ホールやメーカーによる対策とのイタチごっこを繰り返しながらハイテク化しているが、基本的に全て違法行為であり、不正な手段で出玉を得たものとみなされ、窃盗罪が適用される。

【ゴトと攻略法】

器具を一切使わない、俗に紙ネタと呼ばれている攻略法であっても、場合によってはゴトになりうる。
それは、ゴト師が仕込んだ違法基板のセット打法である。
もしあなたが入手した攻略法が違法基板のセット打法で、その手順を実践して出玉を得た場合、他のゴト行為と同様に窃盗罪が適用される。

しかし、現実にはゴト師が仕込んだ違法基板のセット打法が外部に漏れるということはまずなく、「裏モノに通用する」という謳い文句で出回っている攻略法のほとんどはデッチ上げによるガセネタである。
いずれにせよ、ゴト師が仕込んだ違法基板のセット打法に手を出そうなどとは思わない方がいい。
窃盗罪で逮捕されるか、ガセネタを掴まされて大金を失うかのどちらかにしかならないのだから。

【ゴトと一般客】

一般客からしてみれば、ゴトはあくまでもゴト師vsホール&メーカーの問題であって、自分には全く関係のない次元の出来事だと思ってしまうかもしれないが、それは違う。
一般客もゴト師から間接的に被害を受けているのである。

ゴトの被害に遭ったホールはその損失分を一般客から補填せざるを得ない。
あからさまな回収はできないにしろ、想定外の損失を埋める為には通常時よりも回収期を長くしなければならない。
つまり、一般客は当分の間、釘はシブく、設定は低い状況下に置かれるのである。

ゴトの防止にはホール側は勿論のこと、一般客の監視の目も必要不可欠なので、自分の利益を守る為にも、もしホール内で不審者を発見した時は臆することなく店員に通報してほしい。

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