【フルウェイトで消化する】
パチスロ機には1ゲームの消化に4.1秒以上の時間を要しなければならない、つまり、レバーを叩いてから4.1秒経過しないと、次のゲームが始まらないという制限があります。
これをウェイト機能と呼びます。
「ウェイトを掛ける」というのはこの機能を利用したもので、レバーを叩いたら、素早くストップ・ボタンを押し終えて、4.1秒が経過するまでの待ち時間を作ることです。
そして、「フルウェイトで消化する」というのは、レバーを叩いたら、素早くストップ・ボタンを押し終える(ウェイトを掛ける)ことをフル・スピードで毎ゲーム行うことです。
では、この「フルウェイトで消化する」ことで大当たり獲得に何らかの影響があるのか?
「フルウェイトで消化する」ことによって、大当たり確率が上がるということは現行の正規基板のプログラミングではまず考えられないことで、仕込んだ裏モノでもない限り、特定の打法によって大当たりを発生させることは不可能です。
しかし、「パチンコなら甘釘台を、パチスロなら高設定台を長時間ブン回す」、つまり、大当たりの抽選回数をできるだけ多く獲得することが勝つ為の方策ですから、この観点からすれば、「フルウェイトで消化する」ことは意義のあることです。
ただし、小役を取りこぼしたり、注視すべき事象(出目や演出等)を見逃すようでは何にもなりません。
素早い動作でゲームを消化できるに越したことはありませんが、まずは目押しの正確さという技術と機種の特性という知識を身に付けましょう。
さて、この「フルウェイトで消化する」という手順ですが、これがあたかも大当たり確率を上げるかのように伝わった(ガセネタに利用されるようになった)きっかけは何なのか?
それは、特定の時間帯で初当たりするように仕込まれていた某機種の裏モノ攻略法ではないかと推測しています。
ちなみに、この裏モノ攻略法には「初BIGを獲得したら、リプレイハズシもせず、BIG終了後の連チャンゾーンを超えるまでとにかく早くゲームを消化して、獲得できる連チャン数をできるだけ多くする」という内容が含まれていました。
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